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ましゅうの日記

Libretto ff1100にWindows XP、成功

8年前に友人から譲ってもらったLibretto ff1100。OSはWindows98 SEで、今となっては使いようもないままに、中古で売るタイミングも逸し押入れの奥で眠らせていたマシンです。

昨晩、ふと思いました。『ff1100は、今の自分の通信環境*1でのネット専用機としてなら使い道があるのではないか』と。どこかへ遠出する時にD02HWと一緒に持ってゆき、ウェブ閲覧に使えれば便利じゃないかと考えたのです。もともとコンパクトなマシンなのだし。

先週から使い始めたGmailiGoogleの使い勝手の良さに感心したところから思いは繋がるのですが、ネットにさえ接続出来ればサイトの確認とメールチェックは十分に出来ます。ま、今頃大げさに書くまでもなく、これまでもプロバイダのサイトからメールの有無は確認出来ていたワケですが、正直、緊急時以外では多用する気にはならなかったのです。まぁ、ともかく、ウェブ閲覧が出来れば十分ということ。

ただ、さすがに20世紀末に造られたマシンだけあって、CPUはMMX Pentium 266MHzだしメモリ64MB、ビデオRAMは2MB、HDD容量は3.2GBと、今から見ればどうにも非力なスペックです。メモリの増設(と言ってもMaxでも128MB)やHDDの換装には手を出しておりません。XPのシステム要件はまったく満たせず、Windows2000ならどうにかなるかなというレベルです。確かにff1100にWindows2000を入れた例はネット上ではちらほら見かけました。だから逆に、XP導入に失敗してもいいや、くらいの軽い気持ちでやってみることにしたのです。昨晩は長時間マシンを走らせた後にXPをインストールしようとして、熱のせいかすぐシステムダウンしてしまう状況。他にHDDの容量不足メッセージが出たりもして、その改善でひと晩を費やしてしまいました。

今朝改めてインストールの続きを行いました。熱暴走を防ぐために放熱性の良さそうな金属をマシンの下に敷き、カバ焼きを作っているかのようにうちわで扇ぐというアナクロな冷却措置を行いつつ約2時間。なんと、特にトラブルもなく無事インストールに成功しました。やったぁ! 


でもまぁ、言ってみれば成層圏を飛ぶB-29の迎撃に出た零戦のようなもので、やっとこさ動いているに過ぎないのでしょう。立ち上がるまで3分は掛りますし。これからWindows Updateやらウイルス駆除ソフトやら(とにかくメモリを占有しないタイプで)、Firefoxの導入を行います。何が起こるかわかりませんが、使えるマシンにしていきまっせ〜。あー楽しい(^o^)

*1:WindowsXP環境での、D02HWによるモバイル接続